本日は3レース消化できるコンディションとなりました。

11時頃から風が北(340°~0°)よりから入りはじめ、
20°まで右に回り、風軸が5°~10°で±10°で、
風速は、3~5mから午後三時頃には7mまであがり、
ブローでは8mのコンディションとなりました。
第一レースは、シーブリーズが段々入りはじめながら、
やや左のブローが強い感じ。
但し、右のブローもあり、右でも戦えないわけではなく、
右よりは左の方が戦いやすい感じでした。

航輝、匠海は右海面を選択し、
航輝は、スタートは上手くでて左に伸ばしつつ、
無理に右の奥のブローを拾いにいって失敗。
匠海は最初から難しい右の海面で戦って、
1上25番前後となりました。
康弘は、左の奥までブローをおっかけすぎて失敗
(結果的にはリコールでOCS)。
夏海は、上5くらいからジャストスタートして、左海面へ。
但し右に返した後に結局右海面を使った分だけ順位を落として
10番前後で回航。
結局スタートと最初のタックのタイミングと
その後のブローのとり方(海面の使い方)が
ポイントとなりました。

第二レースは、風軸10°あたりで安定してきて±10°、
風速は5~6mというコンディションとなりました。
このレースでは、明らかに左のブローが強く、
下一ででて、しばらく延ばして、最初のブローでワンタック入れて、
さらにタックを入れて左の大きなブローをとりに行くのが
ポイントでした。
にもかかわらず、日本の男子3選手はまたしても、
やや右海面を使う結果となり、1上の順位が上がりません。
夏海だけが思い切って左海面を使って、
ポートでリフトの入るブローを掴み、1上5位で回航しました。
第三レースは、風軸は同じで、風速がさらに上がり、
ブローで8mくらいが入りはじめました。
しっかり左のブローを使うように指示。
今度は、左の奥のブローをひたすら追う格好となり、
ほぼ一本で左のコースを引く格好に日本男子選手はなり、
1上の順位があがりません。
このレースでは、各国のコーチからの指示も左有利が出ていた模様で、
ほとんど左海面で戦うことになりました。
夏海も左海面を使いながらも、左海面にしか集団がなく、
タックのタイミングを逃した格好となって、
1上は20番前後と出遅れました。

結果本日の順位は、
匠海22-24-25(71点)で37位、
航輝44-26-44(114点)で74位、
康弘OCS-49-33(153点)で141位、
夏海11-6-18(35点)で15位
でした。
まずは、大きなレースの初日ということもあり
仕方ない部分もあったかと思います。
但し、ミーティングで厳しく注意したのは、
戦う姿勢がない、闘争心をもってスタートに臨むべしと
ミーティングで指示しました。
明日も選手を信じてレースに臨みたいと思います。
以上レースレポートでした。
埼玉
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- Category:2005ヨーロッパ選手権|
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